笑み社がブログを立ち上げたようです

2ちゃんねるのVIPでSSコテとして活動中の笑み社 ◆myeDGGRPNQのブログです。基本的に作品保管庫として機能していますが一日一回日記を書きます。

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磯野波平が修羅場をくぐるそうです

278 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 21:35:31.79 ID:DXVWD9hO0]
”聞こえるか? 磯野上等兵!”
無線から伝わるのは上官の声。
それに聞こえていると一言のみ返す。
”―――そうか。では、これが最期の通信だ。死ぬなよ”
プツリと切れた通信。
別に驚きもしないし、慌てない。
もとより解っている事。

―――ああ。そうだ。先刻、どうやら上官は言い間違えたようだ。

本当はこういいたかったんだ。
「お国のために死ねってな」
これが戦争なのだ、と一人嘲笑(わら)った。



279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:35:46.10 ID:SXuPn2CSO]
波HEYだ

280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:36:57.19 ID:cDkMRyHsO]
波HEYキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!

281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:37:14.88 ID:JsF8LUd10]
>>276
君を待っていた

282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:38:17.52 ID:ZHKyQoLD0]
待ってた!
キターー!

283 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 21:38:27.84 ID:DXVWD9hO0]
―――そう。ここは戦場なのだ。

今は1944年。太平洋戦争が激化し、我々一般の男も戦争に参加し始めた。
私自身。今ここに居るのも偏にその所為である。

戦場に来たからには、死の覚悟が必要だ。さもないと足手まといになる。
だが、今ここであっさり死んでやる程、私は愛国心に満ちあふれていない。
そんなのは守る物が”国”しかない輩が考える、愚考だ。

その点私は違う。
私には家族がある。
守りたい、本当の輝きがある。

…ここで死んだら一体―――

―――誰があいつらを守るってんだ――――!!


284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:39:54.58 ID:ZHKyQoLD0]
波HEYかっけえwwww


285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:40:53.18 ID:SXuPn2CSO]
ISO野波HEYカッコいい

286 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 21:41:11.73 ID:DXVWD9hO0]
首に下げてある家族で最期に撮った写真を眺める。
家族を持っている軍人はこうして士気を高める。
家族の姿以上に志気が上がる事なんてない。
正直、今ここに天皇陛下がいらっしゃっても家族以上に私を鼓舞する事はないだろう。

「何をしている! 呆とするな!」
…と、隣りで叫んでいるのは伊佐坂難物上等兵。
所謂私の”竹馬の友”で、階級も私と同じだ。
白兵戦から謀略戦と、その才能は多方面に渡っている。上の連中も彼には一目置いているのだ。
「―――ああ。すまん。少し、家族の事を…な」
「家族の事が心配か? 当然だな。私も君と同じだからな」
「さよう。ここで死ぬわけにはいかないという点に於いて、な」
「ああ、その通りだ」
銃弾が飛び交う戦場に於いて、ここまで会話を楽しんでいるのは私たち二人のみだろう。
「今、どうしてこんなに会話してるのか。不思議だと感じたか?」
別に頷く訳でもなく、目で同意する。

「―――道理だ。しかし、我々二人なら、誰も手をだせんさ。そうだろ? 海王兵サマ」
「ああ。全くその通りだよ。鬼神兵サマよ」

二人の通り名で呼ぶ合うや否や、我々は飛び出した。
―――時は1944年、三月。まだ肌寒い日だった。


287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:43:49.27 ID:SXuPn2CSO]
ISASAKA先生

288 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 21:44:31.98 ID:DXVWD9hO0]
銃弾が飛ぶ。我々も飛ぶ。
米軍の兵士も我々の正気を疑っただろう。
そして蔑んだだろう。

只の二人で自らの前線を特攻してきた彼らを―――

そしてそのコンマ5秒後、認識を改めただろう。

前線の兵士をなぎ倒し、今眼前に迫っている”鬼”と”王”を―――


289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:47:15.87 ID:ZHKyQoLD0]
ふしぎ!
波HEYがかっけえwww

290 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 21:47:25.48 ID:DXVWD9hO0]
「おい海王兵! 動きにぶったんじゃないか!?」
「そういう鬼神兵こそ先刻の動きは制裁を欠いていたぞ」

そうお互いの動きを見ていられるほど、彼らには余裕があった。
米兵の表情は絶望に似る。
当然だろう、最強と称される米軍が、たった二人の日本兵に前線突破を赦したのだ。
「……ジーザス」
その場の監督を任されたシルバード伍長も、その時呟き、感嘆した。

―――その美しさに。

それと同時に、不思議とその身は”敬礼”の姿勢をとっていた。
それは、彼が、初めて相手に敬意を表する姿勢だった。

291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:48:15.04 ID:SXuPn2CSO]
あの二人は戦友だったのか

292 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 21:50:10.56 ID:DXVWD9hO0]
「―――痛むか?」
先刻の戦闘で銃弾がかすったのか、伊佐坂は腕に傷を負っていた。
「大した事はない。唾でも付けていればなおる」
僅かに微笑んで平気な風に振る舞う。

―――この戦場は我々日本軍が制圧したらしい。
しかし、他の戦場は間違いなく―――

いや、こんなことを考えたって無駄だ。
私たちは前を向いていないと。
「ところで、お前に司令官の誘いが来ているそうじゃないか。聞いたぞ?」
ニヤリと笑うのは我が友。

その通りだ。
今までの戦歴から、私は軍の司令部から誘いが来ている。
しかし私には性に合わない。という理由で辞退していた。

―――そんな事、できるものか。

友を残して、戦友を置いて―――

―――安全な場所から指示だけ飛ばす、そんな人間には断じてなれない―――


293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:50:35.41 ID:+dfyGG+XO]
支援

294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:53:07.32 ID:Wj73o9vWO]
監督伍長っすか

295 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 21:53:17.33 ID:DXVWD9hO0]
「―――寒いな」

夜になると流石に我慢しがたい寒さがこの身を襲う。
制圧した地に於いて、我々前線の軍人が出来る事と言ったら次の命令が下るまで鋭気を
養う事ぐらいだ。

「なあ? 今何年だったっけ?」
こんな問答もよくある事だ。実際、戦場に居る者には時間なんて掴めない。

只、朝が来て―――
―――只、夜が来る。

そんな中で、逐一日付を気にする余裕なんてない。

「えと、1944年。3月3日です」
「そうか……」
自分から聞いたのに、その日付を聞くと一気に気持ちが落ちる。
3月3日。日本なら”桃の節句”と呼ばれる日だ。

―――そういえば、娘にはひな人形も買ってやれなかったな。

我が娘。サザエには、考えてみれば父親らしい事なんてしてあげられなかった。
故に、私は死ぬわけにはいかない。

しかし、その反面。私自身”明日は生きて眠れるか”という不安が大きくなっていた。
戦場では、いつ隣りの奴が死ぬか解らない。

そうして、次の日。
私が日付を聞いた若者は米軍兵士の反乱によって戦死した。

296 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 21:56:08.06 ID:DXVWD9hO0]
―――別に涙なんて出ない。
戦争とはそういうもの。
そうやって完璧に割り切れば、戦友の死なんて大した事はない。

「今日も、か」

そう、今日もだ。
そう、明日もだ。
そう、戦争なんだ。

これは何者でもない。
これは他に比肩しない。

人間の醜い殺し合いなのだ。

297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:57:23.69 ID:Wj73o9vWO]
そういやサザヱさんって戦後の四コママンガなんだよな

298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:58:23.19 ID:88wIXEMTO]
ついつい真面目に読んでたけど
顔サザエさんなんだよなww

299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 21:58:25.91 ID:SXuPn2CSO]
新聞の四コマだっけ?

300 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 21:59:08.51 ID:DXVWD9hO0]
”貴様ら部隊に告ぐ! これより南下し、かの憎き米軍を駆逐するのだ!!”
こうして、次の命令が下った。

ここから南下すると、現在最大の激戦区がある。
そこで戦う同士の助太刀に行くというのだ。

ここで間違えてはならないのは、決して救助などではないこと。
我々は彼らと共に戦うのだから、そんなことを考える事すら禁忌に触れる。

「磯野上等兵! 貴様にこの隊を率いてもらう!!」
「はっ!! 了解しました!!!」
「また、伊佐坂上等兵にも同等の権限を与える!!」
「はっ!! ありがたき幸せ!!」

こうして、私たち二人に全ての権限を預け、通信は切れた。

301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:00:53.53 ID:Wj73o9vWO]
初期サザヱさんは闇市とか出てくる

302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:01:16.11 ID:JsF8LUd10]
なんというヒューマンドラマw

303 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 22:02:19.01 ID:DXVWD9hO0]
その道中、別段おかしな事はなかった。

只一点、気になる点があるとするとなれば、米軍が新しい爆弾の発明を進めているという噂を耳に
したぐらいだ。
しかし、前線で戦う我々にとって、その噂はにわかには信じられないものだった。

―――戦場は、静まり返っていた。
その姿はまるで墓地のようだ。
その喩えで行くならばそこで刺さっているライフルは墓標だろうか。
それほど、その場は異様だった。
「……これは」
その場にいた我が隊の人間の目が点になった。

そこに―――
「失礼します!! 磯野上等兵様でいらっしゃいますね!? 我々は貴殿をお待ちしていました
どうぞ中へ」
と、見た所二十歳そこそこの若者が迎えてくれた。

―――そう、既に国は学生すら戦争に向かわせた。
”学徒出陣”である。 あ


304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:03:52.15 ID:SXuPn2CSO]
顔は想像していません。

305 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 22:05:10.09 ID:DXVWD9hO0]
テントに入ると、そこは出迎えのムードは一切なく、人間のうめき声だけがそこを支配していた。

「―――来たか」
その中で一際大きい男が近くに寄ってくる。
「確かあなたは……」
そうだ、間違いない。この男こそが、前線将軍の異名を取る”東天宮寺天照軍曹”だ。
「はっ!! 失礼します! 東天宮寺軍曹!!」
その並々ならない覇気に、おもわず直立不動の姿勢で答える。

「まあそう肩を張らなくていい。我々は戦場に居るんだ。そんなものは邪魔にしかならない」
一言一言に絶対的な存在感がある。それが彼だ。

「歓迎の杯を交わしたい所だが、今はそんな状況じゃあない、さっそく敵地に出陣しよう」


306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:06:55.99 ID:BZ6a3ntO0]
三河屋www

307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:08:37.68 ID:SXuPn2CSO]
東天宮寺って三河屋だよねイイイイイイイイイイぃ!!

308 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 22:08:38.36 ID:DXVWD9hO0]
―――これはどういう道理か。

軍曹が提案した作戦はつまるところ”強行突破”。
その上、その隊は僅か三人。
私と伊佐坂と軍曹の、司令塔三人のみなのだ。
これで全滅なんてしたらこの場は間違いなく制圧される。

しかし、逆を返せばこれ以上の奇襲作戦なんて、ない。

故に、他の者は自らの仕事を果たしやすくなる。

「―――ああ。そうだ。これを預かってくれないか?」
と、作戦開始直前に、軍曹は何か、写真のようなものを私に渡した。
「これは?」
「家族の写真さ。俺が死んだら、家族に届けてほしい。」
声もなく頷く。

死ぬ事はないなんて言えないし、言わない。
ここは戦場。

理由なんて、それだけだ。

309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:10:09.15 ID:a0OPJEFJO]
死亡フラグwwww

310 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 22:11:36.55 ID:DXVWD9hO0]
「―――」
解りやすい。
余りにも解りやすい強行突破。
その単純さは寧ろ誰も予想できない最大の奇襲。

伊佐坂の銃器の音が炸裂する。
鮮血にまみれたのはここにいる全員だ。
「あ!」
しくじった。
まさか軍人の服に油が塗ってあるなんて―――
全くのドジ。
それに滑り、転倒した私の姿を射抜くなんて容易だ。

”死”
覚悟した。
そして、国に残した家族に謝った。

―――死がコンマ一秒後に迫った瞬間。
何か、大きなものが自らの前に立ちはだかった。


311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:13:47.28 ID:4imfCEOU0]
wkてk

312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:13:56.43 ID:SXuPn2CSO]
波HEYぃー!!

313 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 22:14:13.50 ID:DXVWD9hO0]
「――――」
声が出ない。
その大きなものというのは、先刻まで我らの先頭を切っていた東天宮寺軍曹に他ならない。
「ばかもん…戦闘時における罠ぐらい覚えておけ」

その胸には弾痕。
まさしく必殺の位置。

「!!」
驚きの声は伊佐坂だった。
一瞬。
僅か一瞬のうちに、伊佐坂の腕が銃弾に貫かれる。
それでも引き金を引く事を決して止めない。

この男は解っているのだ。

軍曹は助からない。
故に、ここで止まってはいけない。
「―――」
私だって解っている。

足がガクガクと震える。
その時―――

「ばっかもん!! 貴様は死ぬな!!」
最期に彼が向けた言葉は家族へ向けられず。

戦場に於いて、最も甘い言葉を、私に向けた。

それが、前線将軍の最期の言葉だった。

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:15:43.19 ID:SXuPn2CSO]
軍曹・・・

315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:17:13.83 ID:BZ6a3ntO0]
ばかもんっ!はここから来たのか…

316 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 22:17:24.62 ID:DXVWD9hO0]
「ばかもん…か」
最期の言葉を胸に、私は走った。

爆風であろうが、私たちの歩を阻むものではなかった。
伊佐坂の傷が気がかりであったが、今は気にしている場合ではない。

あと数十メートルで司令室だ。
ここまでたった三人で来れるとは敵軍も予想していなかっただけあって警備が緩かった。

「―――――」

ここから先は、よく覚えていない。
只、気がついたら上空をヘリが旋回していた。


317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:17:48.98 ID:SXuPn2CSO]
波HEY「さよう。」

318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:17:59.31 ID:88wIXEMTO]
今回は重めだな

319 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 22:20:09.36 ID:DXVWD9hO0]
それから、五年後。

戦争はおわった。
日本軍がポツダム宣言を受け入れ、敗戦した。
もっと早くにその宣言を受け入れていれば、広島と長崎はあんなことにはならなかった。

「ここ……か」
今、私が前にしているのは東天宮寺軍曹の実家だった。
「ごめんくださ~い」
挨拶すると、奥から一人の女性がやってきた。

「あの? どちらさまでしょうか?」
見た所、軍曹の娘のようで、その娘に写真を渡す。
「遅れてもうしわけありませんでした…」
頭を下げると娘が口を開いた。
「いえ、父も覚悟をしていた筈ですから、それよりも、軍人さんはこれから―――」
「ええ、家族が待つ世田谷に戻ろうかと」
「…あそこには私の弟が酒屋で働いてます。どうか会ってあげてください」
少し驚き、娘は私に懇願した。
「はい。それで、弟さんの名前は…」
「三郎。三男だから三郎、名字の割に名前は普通なんです」
僅かに微笑んだ顔を美しいと感じた。

―――東天宮寺三郎。

通称サブちゃんである。

320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:20:59.34 ID:bQIOK3H1O]
次に米兵は「BA…cameon!!」と言う

321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [2008/03/26(水) 22:21:39.14 ID:SXuPn2CSO]
サブちゃんキター!!


322 名前:笑み社 ◆myeDGGRPNQ [2008/03/26(水) 22:23:27.60 ID:DXVWD9hO0]
それから、また五年。

日本は見事な発展を遂げ、私自身。新しい家族”磯野ワカメ”を加えた五人で毎日を過ごしている。

「この子は戦争を知らない。だから―――」
教えてあげよう。戦争の悲惨さ。
教えてあげよう。隣りで友が死ぬ哀しさ。

「―――ああ。もうすぐ春か」
戦場を駆け抜けた三月が終わり、四月がもうすぐだ。

そのとき、二つの大きな足音。
「カツオ~!!」
その騒々しさに思わず叫んだ。

「―――ばっかもん!! ワカメが起きるだろ!!」

―――ああ。あの軍曹の口癖。そして、自らに向けられた最期の言葉を自分が使う事で、
軍曹はまだ自らの心と、隣りの家の伊佐坂、否。伊佐坂先生の心に残る。

―――桜が舞う。あの日は銃弾が舞った。
今は、こうして美しい花びらが舞っている。

磯 野 波 平 が 修 羅 場 を く ぐ る そ う で す
                          FIN

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Comment

 

戦争物も書けるのか……

少しグッときた。乙
  • posted by 名無氏 
  • URL 
  • 2009.02/23 09:06分 
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  • posted by  
  •  
  • 2009.03/22 18:23分 
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