笑み社がブログを立ち上げたようです

2ちゃんねるのVIPでSSコテとして活動中の笑み社 ◆myeDGGRPNQのブログです。基本的に作品保管庫として機能していますが一日一回日記を書きます。

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高良みゆきが恋を知ったそうです

1 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 16:13:10.80 ID:jrerGIop0
『―――好きです』

告白を受けるのは珍しいことではない。
友人からは『高嶺の花』と呼ばれている私だが、実のところ告白なんて珍しくない。
それが表立たなかったのは私がやんわりとそれを断ってきたから。
もとより私には理想の男性像があるのだ。
その男性に出会うまでは、誰にも私をさらけ出さない。

―――そう決めたハズなのに。

私は、目の前にいる女性と交際を始めてしまった。

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:14:33.59 ID:ggcTXN0S0
2

3 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 16:26:10.79 ID:jrerGIop0
「みゆきさん。顔赤いよ? なにかあったの?」

帰り道。私は友人の一人『泉こなた』に指摘された。
なんてことはない。私は先週のコトを思い出してしまい赤面してしまっているのだ。
その原因というか、根源は間違いなく彼女だ。
―――そう。彼女は友人ではない。先週、彼女は私の恋人となった。

……アレは本当に驚いた。
柊姉妹がその日は家の用事で私たちよりも早くに帰宅していた。故に私は彼女と秋葉原に寄った。
いつもなら『柊かがみ』が彼女の相手を主にしていたが、その日は私が彼女の相手をしていた。

―――彼女は、本当に面白い女の子だ。
私が知らない世界をよく知っていて、私にはない魅力を持っている。
私から言わせれば、彼女こそどうして恋人がいないのだろうとさえ思っているのだ。


4 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 16:26:57.05 ID:jrerGIop0
「あの、泉さん。泉さんって恋人とか作らないんですか?」
喫茶店でアイスコーヒーを飲みながら聞いてみる。
女子高生なら誰でもするような恋愛の話題だ。
「ううん。わたしそういうのはリアルではいないな~」
リアルにはいない、ということはネットにはいるということなのだろうか。
「そうなんですか。
 では、好きな人とかいるんですか?」
その日の私は少し大胆だった。
いつもならこんな話すら自分からすることはないというのに。

「―――いるよ。
 でも、絶対拒否られちゃうから」

そう言って、彼女は続けた。

「だって、わたし、みゆきさんが好きだから―――」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:36:01.35 ID:sFHE4Uu90
          ,,,...、,ィ-- 、,,,,,___
        ,,ィiii;:;:;:;:iii;:;:;:;:i;:i;:;:!;:!;:;:;:l、,,_
       r'":;:;:;:;:;:;:;:ヾ;:;: 彡ノノ'ヾ、;:;:;:i!
       |:;:;:;、ゞゞゞ'7''"~     `l;:;:;i!
       l:;:;l     ヽ、      l;:;:;:ミ
       l;:;:|   ,,....、    __,;;;;;;;,,,,,ヾ;:;-、
       ヾl,r"‐''''―、,-r'",..,、  i!`T")|
       l^ーi '"' ’'` ノ ヽ、,,,...-‐' j!  |
       i! :; `''ー'''';:',, ,,, )    : |ー'"
        ヽ-l    ,,.;:;::;;;;:,,,,,    |
           ヽ i '"ー''''"~~`' / ,,.!、_
           `ヽ、 "" '''  ,,.:'"/' :ヽ
            j^'ー--‐''".ィ'ン"   `ー-、
   r''"~~ ̄ ̄ ̄ ̄i\___,..-'" /    /
            | /`ヽ /
   ヽ   :;:      ^|ヾ,r`'    ,.    ,,.r'
   ミヽ  ヾ ::;;:    |     /   ,.ィ"

6 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 16:36:11.62 ID:jrerGIop0
―――え。

私はこういう時、全くアドリブがきかない。
予測が出来ない事態に対処出来ない。故にドジをふんでしまう。
ストローでアイスコーヒーの氷をクルクルと掻き混ぜる。こんなことをしても何の解決にならないと
いうのに、私はその氷を眺めていた。

「ねえ、みゆきさん――わたし、本気だよ?」

彼女の目が私を見据える。
こんな気持ちになったのは初めてだ。

―――今までだって、男性から告白を受けてきたことは何度かある。

しかし、私は運命の人というファンシーなものを信じている節があり、その悉くを拒否してきた。
故に、今回だって―――

―――否。そんなコトは出来ない。
私の心拍はどうしようもなく加速して、眼は泉こなたという少女の目に吸い込まれている。

―――ああ。
彼女が、こんなにも魅力的だったなんて。

「―――はい。私でよければ――こなたさん―――」

そうして、彼女は私の『彼女』となり。
私は彼女の『彼女』となった。



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:36:50.42 ID:q/s33oKg0
百合っすか

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:37:27.74 ID:EaIYLruV0
え?こなたはかがみは好きだろ・・・

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:38:09.68 ID:4vIDxnN30
高橋かと思った

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:41:17.58 ID:Z6HMytE1O
違和感ありすぎる

11 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 16:43:06.24 ID:jrerGIop0
―――そうして今週。

私たちはいつものメンバーで下校している。

「それでさ~セバスチャンが臭くってさ~」
かがみさんがこなたさんと会話している。私はつかささんと今日の授業について話す。
「それでね~こなちゃんが―――」
「まあ、そうなんですか。是非見てみたいですね」

まるでいつもの風景。
しかし、今日は少し違う。

「あのさ、かがみん。あとつかさも。
 ―――あのさ、私、みゆきさんと付き合うことになったから」

なんて、こなたさんが皆の前で私たちとの関係を報告したからだ。
つかささんは一瞬驚いた表情を見せたがすぐに―――
「へえ~、こなちゃんとゆきちゃんお似合いだよ~。仲良くね」
なんて笑って言ってくれた。

……しかし、かがみさんの表情は明らかに混濁していた。

―――なにか、失恋じみたものを感じるような、そんな―――

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:44:59.43 ID:bURdobtj0
いきなり修羅場www

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:47:59.07 ID:iMkMZPDQ0
つかさ疑問に思わねえのかwwww

14 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 16:52:32.42 ID:jrerGIop0
「あの、かがみさん?」

その翌日。
私はかがみさんに屋上に呼ばれた。
季節が冬に近づいてきただけあり、そこには人の気配はなく、冷たい空気が支配していた。
「うん……あのさ。
 ―――こなたと、どうなの?」
かがみさんが口を開く。
その表情は昨日見せた、暗い表情だった。

「こなたさんとは―――」

「貴方が『こなた』って呼ばないで!! こなたって呼んでいいのは―――」
かがみさんの怒号が響く。

―――そこで理解した。

彼女は、こなたさんを―――

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:54:02.93 ID:gO9ZTij70
>>5
がみゆきさんの驚いた顔かと思って吹いたww

16 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 16:59:02.87 ID:jrerGIop0
「かがみさんも、こなたさんを―――」
「ええそうよ!! 私は貴女よりもこなたのことが好きなの! 毎日毎日、こなたに想いが届くよう
にって思ってた! それでも、こなたは貴女のことが好きなの? それとも、貴女がこなたを好きな
の? 教えてよ!」

かがみさんは、いつもとは明らかに違う声で、私に思いをぶつけてきた。
私には彼女の痛み。辛さは判らない。
ただ、彼女は好きな人を私に横取りされたと思っているのだろう。それだけはなんとなく理解でき
る。

「はい。私は―――」
言いかけて口が動かなくなる。
私は――どうなっているのだろう。


私は今まで、恋愛をしたことがなかったのだ。
故に、かがみさんの問いに答えることが出来ない。

―――だって、私は『まがい物』なのだから。

17 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 17:04:46.54 ID:jrerGIop0
「判らないでしょう? そうよね。貴女は結局はこなたを本当に意味で愛してないのよ。それなら
私があの子を幸せにする。貴女のようなまがい物には絶対に出来ないことをこなたの為にしてあげ
るわ」

氷のような冷たい声。
私は彼女の問いには答えられず、ただ呆然としていた。

―――ワタシハニンゲンジャナイ?

恋をしたことがない私。
愛を知らないのは人じゃない。

柊かがみは、私にそれを伝える為に此所に呼んだのだろう。きっと、そうだ。


「よく考えなさい。貴女と私。どっちがこなたに相応しいのか」

屋上のドアが閉まる。
屋上には、私一人だけ。

風がなによりも冷たかった。

18 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 17:10:55.32 ID:jrerGIop0
―――それから一週間。私は自室に引き蘢っていた。

馬鹿。
莫迦。
ばか。
バカ。

私の――莫迦。

私はこなたさんをどう思っているんだ。
私はこなたさんにどう思われてるんだ。
私はみんなにとってなんなのだろうか。

「はは、は―――」
思わず嗤う。
自分の阿呆ぶりがよくわかった。

―――きっと、こなたさんも今の私を見たらきっと落胆してしまうだろう。
そして、こなたさんはかがみさんと―――

その方がいい。
私はいつだって日陰者だ。

―――それで、いいんだ。

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:23:28.81 ID:4ees4gZuO
かがみ死ね。氏ねじゃなくて死ね。

20 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 17:24:37.24 ID:Lcd7YyLHO
どう対応したらいいかわからないけどとりあえず読む

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:27:38.38 ID:0W81pYa00
マリオの人来た~~~~~

22 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 17:29:08.70 ID:Lcd7YyLHO
僕が百合を書いてみろとけしかけたからかな

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:30:49.11 ID:0W81pYa00
乙でしたw

そして支援。みゆきがんばれw

24 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 17:32:25.27 ID:jrerGIop0
―――また一週間。

携帯電話の履歴には『こなたさん』の名前が羅列している。
無論、私は彼女からの電話には出ていない。
つまり、彼女は私を見損なってくれるのだ。

それでいい。
私は彼女の側に居ちゃいけない。

かがみさんが言った通り、私はまがい物だから。

「―――?」
そんなことを考えていると、玄関からチャイムが鳴った。

時刻は午前10時。本来なら在り得ない来客の姿があった。

「やっほ~、みゆきさん」

25 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 17:33:00.81 ID:jrerGIop0
少し休憩する。

>>40まで

26 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 17:40:31.14 ID:jrerGIop0
落ちたらされにならん

27 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 17:42:43.16 ID:Lcd7YyLHO


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:42:45.83 ID:HQQL1MtH0
保守

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:45:36.19 ID:NXBfU5EcO
んん…はVIPなんてしてないで早く新作を書くべき
そのついでに就活すべき

30 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 17:46:20.93 ID:Lcd7YyLHO
>>29
今マリオSSを書いたばかりなので…

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:47:07.14 ID:0W81pYa00
んじゃ、あさって又頼むわ>>んん

32 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 17:50:12.72 ID:Lcd7YyLHO


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:51:02.17 ID:0W81pYa00
み?

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:51:24.34 ID:NQa0IOcVO
じ?

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:54:59.22 ID:fqR+NwLN0
二倍ダーシだらけ

36 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 17:57:27.60 ID:Lcd7YyLHO


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:58:19.48 ID:0W81pYa00
ゆ?

38 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 17:59:29.65 ID:Lcd7YyLHO


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:00:19.63 ID:0W81pYa00
き?

40 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 18:01:22.54 ID:Lcd7YyLHO
み・ゆ・き

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:04:39.19 ID:njoaW8OWO


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:06:51.12 ID:0W81pYa00
みゆき?

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:08:33.49 ID:0W81pYa00
いつの間にか40超えてたw

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:08:39.39 ID:BE4ICLTOO
追いついた。これは期待せざるを得ない
そして、俺がみゆきさんを好きな事が分かった

45 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 18:12:59.66 ID:jrerGIop0
「あの……今日は学校じゃ……」
こなたさんを客間へ通し、紅茶を持ってくる。
その際に尋ねてみた。

―――今日は火曜日。本来なら学校の時間なのだ。
故に、彼女が此所に来ているのは明らかに異端な行動だ。

「それを言うならみゆきさんだって―――
 ―――なにか、あったの?」
「え?」
驚愕した。
彼女は制服姿。推測するに、彼女は家族には学校に行くと言って家を出てきている。
しかし、彼女は学校ではなく私の所に来ている。

―――つまり、彼女は私のコトを心底案じてくれているのだ。
なんて友情。否、なんて愛情。

それを思うと、涙が止まらなくなった。

拭いても、拭いても、涙が溢れてきた。

「みゆ、きさん?」
彼女も泣きそうだ。思えば、彼女の泣き顔は見たことがなかった。
―――その泣き顔も、私の所為だ。

「ごめんなさい――私―――」
貴女を、信じていなかった。

一言、彼女に謝り、泣いた。


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:14:22.60 ID:0W81pYa00
これはいいみゆきさんw

47 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 18:20:31.39 ID:jrerGIop0
―――暫くして、私はこなたさんに全てを話した。

かがみさんのこと。
恋をしたことのない私のこと。
逃げてばかりの弱い自分のこと。

彼女は何も言わず、静かに聞いてくれていた。
その姿が何よりも慈愛に満ちた『母』のようだった。
―――そう。女の子同士というのはこういうことなのだ。

男は、どんなに理解を持っていても女性の気持ちには成りきれない。
故に男性には生理の痛みも出産の痛みも判らないし、女性の悩みも判り得ない。
しかし、私たちは違う。

同性であるが故に、全てを判り合えることが出来るのだ。

それがどんなに素晴らしいか。
それがどんなに晴れ晴れしいか。

今まで、私は知らなかった。知ろうともしなかった。

「―――うん。判った」
全てを話し終わり、こなたさんが口を開く。

「私、明日かがみと話してみるね――だから、明日は一緒に学校行こうね」

言葉もなく、私は頷いた。

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:24:59.69 ID:njoaW8OWO
これはいいこなたw

49 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 18:27:16.86 ID:jrerGIop0
―――翌日。私は二週間ぶりに制服に袖を通した。

「みゆき? 大丈夫?」
「はい。私には強い味方がいますから。
 ―――お母さん。ありがとうございます」

玄関で靴を履く。そんな動作すら、なにか緊張に似たものを感じる。
身体が震える。
動かない。動けない。
涙目になってくる。視界がぼやけてくる。
すると―――
「―――おはよう! みゆきさん!」
という、私にとって最強の味方がドアを思い切り開いて現れた。

「学校、行こう!」
能天気なのを装ってこなたさんが言ってくれる。
ああ、彼女のこういうところも、私は好きなんだ。


「―――はい!!」

青空のもと。私はいつもの通学路を行く。
―――さあ、一日が始まる。

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:27:56.18 ID:3dNJopV+0
こなたにレズっ気はあれど・・・
う~む、みゆきさんだったとは・・・


51 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 18:29:06.04 ID:jrerGIop0
風呂入ってくる。

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:30:40.38 ID:cUHOKWoa0
支援

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:31:18.00 ID:BE4ICLTOO
こなたいい子だなー
目から変な汁が……

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:31:33.22 ID:6Tcl5L640
みwiki「やっぱり、洗いが美味しいですよね」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:41:48.11 ID:cUHOKWoa0
えん

56 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 18:45:11.57 ID:jrerGIop0
―――通学路で、こなたさんは『放課後、屋上で』と私に言った。

……学校では、つかささんを初め、皆が私を案じてくれていた。
黒井先生も私に―――
「大丈夫か高良? もしアレやったら保健室行ってきてもいいやで?」
と、心配してくれた。

しかし、私はもう昨日までの私ではない。
こなたさんが側に居てくれるのだ。恐いものなど、ない。

―――そして、放課後。

「で、話って何? こなた」

屋上で、冷たい風に吹かれて佇む少女と対峙した。

57 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 18:55:39.12 ID:jrerGIop0
屋上には変わらない風景が広がっていた。

人気が全くない。閑散とした風景。
夏場になれば賑わうそこは、冬の今はまるで無人島だ。
冷たい空気。冷たい風。
されど、私の心象は冷たくなんて、ない。

「かがみんは、みゆきさんと私の関係。嫌?」
「嫌に決まってるじゃない。貴女はそこのまがい物に騙されてるのよ。いい? そこにいるのは
人の形をしたまがい物よ。恋もしたことはない。愛も知らない。そんなまがい物が貴女を幸せに
する? ―――ああ。莫迦みたい。笑いが止まらないわ」
「―――」
言葉を失う。
彼女は、私に対してここまでの嫌悪感を抱いていたのだ。

―――しかし、私が恋も愛も知らないというのは間違いだ。

「いいえ。
 私は、こなたさんと一緒にいて、恋も愛も知りました。今までこんな気持ちに成ったことはあり
ませんでした。もう、今までの私とは違います。これからはこなたさんと一緒に歩いていきます」
「ははは! もしかして、貴女は自分がこなたを幸せにできるって思っているの? 貴女、今の自
分を鏡で見てみればいいわ! 今の貴女、どうしようもなく醜悪よ。どうしようもなく惨めよ。」

―――そうだ。
今の私は大事なモノを取られまいとしてごねている子供のようだ。
しかし、コレは譲れない。

「違うよ。かがみん」

小さな声で、青い髪の少女は呟いた。

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:58:32.08 ID:HQQL1MtH0
わっふるわっふる

59 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 19:10:56.58 ID:jrerGIop0
「え?」
「だって……私、みゆきさんが好きなんだ……かがみんがなんて言っても、私が好きなのはみゆきさ
ん。それを受け入れてくれたみゆきさんがこうやって困ってるのは絶対に嫌だ」

「へえ~。じゃあ、そこのまがい物はこなたを幸せにしてくれるわけだ」
「うん。みゆきさんは私を幸せにしてくれる。私も、みゆきさんを幸せにする」

―――こなたさん。
「ありがとうございます。こなたさん。
 これで判りましたか? かがみさん」
「―――」
かがみさんは押し黙っている。
その沈黙はなにかを覚悟した、そんな沈黙だ。

「ふふふふふ。
 アーハッハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 判ったわ!! 私は邪魔ね!! じゃあね!!!」

フェンスに駆け上る。
その上で―――

「じゃあ、幸せにね」

と、呪詛に似た言葉を残して、堕ちていった。

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:12:29.96 ID:HjbQ1MUwO
えええええええええええええええええええええぇぇ

61 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 19:17:06.17 ID:Lcd7YyLHO
えみちゃんはどうしても鬱展開じゃないとダメなのね

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:22:51.90 ID:cUHOKWoa0
かがみん(´・ω・`)

63 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 19:23:13.65 ID:jrerGIop0
―――かがみさんは死んだ。

四階建ての屋上から頭から落ちたのだ。
即死。一瞬の出来事だった。

スイカのように真っ赤な『何か』をまき散らす。
まるで爆弾のような音を立てて拉げる丸いもの。
赤という形容では物足りない地獄のような死体。
腐臭は最早此所まで届くほどに凄まじいモノだ。
友人の死を目の当たりにしてしまった大事な人。
その表情はまるで能面のように真っ平らになる。


―――きっと、この映像はくっきりと目蓋に残ることだろう。


64 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 19:28:22.13 ID:jrerGIop0
……それから、私は悪夢に襲われる毎日を送っている。

目を閉じれば、『あの風景』が思い起こされる。

『―――幸せに』
『―――幸せに』
『―――幸せに』
『―――幸せに』
『―――幸せに』
『―――幸せに』
『―――幸せに』
『―――幸せに』


「うわあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――かがみさん。貴女は私にどうしろと言うんですか?

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:30:33.65 ID:X/k+t2Yk0
スクールデイズの永遠にを連想するw

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:30:49.97 ID:LV63kUmTO
ダッシュが多すぎ

67 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 19:30:58.82 ID:jrerGIop0
もうすぐラストだが飯を食ってくる。

あわよくば保守をお願いしたい。

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:31:54.73 ID:HjbQ1MUwO
保守

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:32:05.07 ID:0W81pYa00
おk

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:39:28.71 ID:HJcqh53EO


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:42:17.52 ID:HjbQ1MUwO
保守

72 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 19:51:07.12 ID:Lcd7YyLHO



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:57:13.04 ID:U47eoTr40
追いついたのにもうラストか・・・

74 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 19:59:59.60 ID:Lcd7YyLHO
笑み社って女の子らしいよ

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:03:46.88 ID:CcJUeg0m0
俺の好きな組み合わせだと思って読んで見たら…

76 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 20:11:54.93 ID:jrerGIop0
ただいま。

賢明な読者なら知っていると思うが俺は食べた後は休憩しないと頭が回らないんだ。 

77 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 20:12:49.50 ID:Lcd7YyLHO
えみちゃんをビンタしたい

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:13:22.71 ID:0W81pYa00
んん…さん、ボクも同じ気持ちです。

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:14:33.94 ID:3dNJopV+0
女の子のレズ妄想って新鮮だなぁ
セクロスとかはどう考えてるのかなぁ?
女の子の体にちゃんと欲情できるのかなぁ?

80 :んん… ◆Miwikigs4M :2008/08/24(日) 20:16:39.91 ID:Lcd7YyLHO
女の子は物じゃなくて状況に興奮するらしいよ

81 :笑み社 ◆myeDGGRPNQ :2008/08/24(日) 20:17:17.65 ID:jrerGIop0
Epilogue

吹き荒ぶ寒風。
アレから一年。
今日は『あの人』の命日だ。

屋上は今日も無人だ。

―――さようなら。

「こなたさん――好きでした」

―――もう、苦しいのは厭だ。


高 良 み ゆ き が 恋 を 知 っ た そ う で す 
                        完



―――ごめんなさい。
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No title 

えみちゃーん
非鬱以外も書いてう
  • posted by んん… 
  • URL 
  • 2008.08/28 14:37分 
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  • posted by  
  •  
  • 2009.02/11 23:22分 
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読み方はえみやしろ

笑み社 ◆myeDGGRPNQ

Author:笑み社 ◆myeDGGRPNQ
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